こんにちは。けたろうです🚃
今回は「鉄道会社への就職」の後編として、鉄道会社への就活と鉄道会社で働くメリット・デメリットについて書いていこうと思います。
※前編はこちら:私が鉄道会社に就職した理由
鉄道会社への就職活動
鉄道会社での働き方は2種類
鉄道会社での働き方は大きく分けて2種類あり、「現業職」「総合職」があります。
現業職
会社によってエリア職やプロフェッショナル職など呼ばれ方に違いはありますが、主に現業機関で鉄道オペレーションの最前線(駅員・運転士・整備士・電力設備の保守など)の業務に従事する職種です。
高卒~大学院卒までの社員が在籍しており、鉄道のプロとして活躍しています。
総合職
現業機関で経験を積み、ジョブローテーションを重ねながら将来的に支社・本社などの間接部門での業務に従事する職種です。
大卒と大学院卒・高専卒の社員が在籍し、責任の大きな仕事ですが給料もその分高めとなっています。
どちらの職種も、鉄道の仕事に誇りを持って働いている人が多いです!
鉄道好きな人が多いの?
そうでもないです!
中には仕事で電車の運転士、休みの日は遠征して鉄道写真を撮りに行くような、生活すべてを鉄道に捧げているような人もいますが、電車派ではなく車派の人がいたり、そもそも鉄道に全く興味のない人がいたりします。
鉄道に興味が無いからと言って就活で不利になるということは無いと思います!
鉄道会社に就職するには?就活スケジュールを公開
例として私(大卒で総合職)の就活スケジュールを公開します。
(私が今働いている会社とは別の鉄道会社です!)
2018年3月( 〃 ) 就活解禁・エントリー
2018年6月(大学4年) 選考(SPI・面接)
内々定
2018年10月( 〃 ) 内定
2019年4月 入社
エントリーシートや面接の内容ですが、鉄道マニアでなければ答えられないような特殊な質問はありませんでした!
2022年現在の就活スケジュールは、私が就職活動を行った2018年と大きくは変わっていないと思いますので良ければ参考にしてください!
※例外として、都営地下鉄や○○市交通局などは都道府県や市が運営する鉄道事業者なので公務員であり、就活スケジュールは異なります。
鉄道会社で働くメリット・デメリット
私が感じた鉄道会社で働くメリット・デメリットについてお伝えします。もし就活で鉄道業界にエントリーしようか迷っている方がいらっしゃれば参考になれば幸いです。
鉄道会社で働くメリット
異動が少ない
全国転勤のある鉄道会社はほとんどありません(JR貨物ぐらい)。一部、不動産事業などを自社エリア外に展開している鉄道会社もありますが、基本は自社の沿線で働きます。特に私鉄であれば転居を伴う異動はまずないと考えていいでしょう。
地域貢献にやりがい
異動が少ないため、その地域に密着して仕事をすることが出来ます。地域にとって鉄道は重要なインフラであり、自分の仕事がその地域の人々の生活を直接支えているということは大きなやりがいです。
安定職で世間体がいい
JRや大手私鉄で働いているととにかく世間体が良いです。その地域で知らない人はいないような会社ですので、会社のブランド力を背景に住宅ローンやクレジットカードの審査に通りやすいです。
鉄道会社で働くデメリット
勤務形態が不規則
鉄道は早朝から夜遅くまで運行しています。また、線路や電力設備の保守は終電から始発の時間の間に行っています。そのため夜勤や泊まり勤務がある現業機関も多く、勤務形態が不規則になりがちです。(その分、夜勤手当で稼げます)
コロナの影響で減収・減益
今もなお終息の兆しが見えない新型コロナウイルス感染症の影響をモロに受けているのが鉄道業界です。
2010年代は旺盛なインバウンド需要の恩恵を受けJR・私鉄各社とも最高益を出し鉄道業界は全盛期を迎えていましたが、今回のコロナの影響(外出自粛)で乗客が激減。赤字に転落する鉄道会社が続出し今もなお復活の兆しは見えていません。
その影響でボーナス・残業代にテコ入れが行われ私の給料も下がっていて、今後回復するかどうかの見通しは立っていません。
まとめ
ここまで読んでいただいてありがとうございました!
前編と後編の2回にわたって「鉄道会社に就職するには?」というテーマでお話させていただきました。
個人的には、人々の暮らしを支える鉄道の仕事に就けて良かったと感じています!
この記事を通じて少しでも鉄道業界へ興味を抱いていただければ幸いです。
また次回の投稿をお楽しみに。
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