鉄道会社に就職するには?(前編)

鉄道

こんにちは。けたろうです🚃

以前自己紹介の記事でもお伝えしましたが、私は鉄道会社で働いており、現在は電車の運転士をしております。

地域を支えるインフラである鉄道。この記事を読んでいただいている方の中には、鉄道会社への就職に興味を持っている方もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、「鉄道会社への就職」をテーマに記事を書いていこうと思います✨

今回は前編として、私が鉄道会社に就職した理由についてお話します。

後編では、鉄道会社への就職活動についてお伝えしていこうと思います。

きっかけは大学3年時のインターンシップ

私は大学に理系で入学しましたが、半分文系のような専攻だったこともあり、大卒で就職する道を選びました。

きっかけとなったのが大学3年の夏に参加したインターンシップ(仕事体験のようなもの)です。

当時20歳で「そろそろ就職考えなきゃな~」と漠然とした思いを抱いていた私は色々な会社が集まる合同説明会に足を運び、とある鉄道会社のブースを見つけ立ち寄りました。

そこで事業説明とインターンの案内を受け、人々の生活を根幹から支える鉄道の仕事はやりがいがあって面白そうだな~と思いまずはインターンに応募することにしました。

そして幸運にも選考をクリアし、インターンに参加することになります。

鉄道会社は鉄道だけの会社ではない!幅広く地域貢献・街づくりに携われる!

自分で言うのも何ですが、私は鉄オタではありません

「車と飛行機と電車ならどれがいい?」と聞かれれば「車と飛行機は乗り物酔いするから苦手だし、窓から車窓眺めるの好きだから電車!」と答える程度の“にわか鉄道ファン”です。

そんな私にとって、鉄道会社でのインターンは新たな発見ばかりでとても楽しく貴重な経験となりました。

当社は鉄道だけの会社ではありません!

インターンでお世話になった人事部の方が、パワーポイントで説明を続けます。

鉄道事業を軸に、ショッピングセンター・不動産・アミューズメント施設・オフィスビル・ホテル・コンビニなどを自社の鉄道沿線に建設し、こういった施設に行くために自社の鉄道を利用してもらおう!鉄道と関連事業の両方を育てて相乗効果を狙おう!というのが鉄道会社のビジネスモデルであり、通称小林一三モデルと言われています。(小林一三さんはこのビジネスモデルを考案した阪急電車の創業者で、このモデルはほぼすべての鉄道会社で導入されています)

インターンではまずこうした事業説明が行われました。その後、私達学生は数人ずつのグループに分けられ、「当社が新たに始めるべき新規事業の立案を行いなさい」という課題が与えられました。

実際に課題に取り組んでみると、鉄道会社は本当に経営の多角化が進んでいて、調べれば調べるほど新たに始めるべき事業のジャンルは限られていると実感しました。

このような難しい課題に取り組む過程で、私の思いは鉄道を軸とした街づくりは楽しそう!鉄道業界に就職したい!というように傾いていきました。

そして大学4年の就職活動では鉄道会社を中心にエントリーし、何とか内定を得ることができ、入社することになります。

総合職として入社し運輸の道へ

詳しくは後編でお伝えしますが、どこの鉄道会社でも「現業職」「総合職」という2つの働き方があります。

その中でも鉄道を基軸とし幅広く地域活性化に貢献したいという思いから総合職として入社しました。

入社後、配属発表があり、私はいわゆる運輸部門(関連事業ではなく鉄道にがっつり関わる部門)への配属を言い伝えられます。

総合職といっても最初の数年間は現場で働き鉄道オペレーションの基礎を学ぶので、その過程で現在私は電車の運転士として働いています。

将来的には、支社や本社で毎年のダイヤ改正や企画列車の運行などの業務に携わるのかな~と考えています。

まとめ

いかがだったでしょうか?
今回、「鉄道会社に就職するには?(前編)」として、私が鉄道会社に就職した理由についてお話しました。

この記事をきっかけとして、鉄道に少しでも興味を持っていただければ幸いです。

電車の運転をしていると、駅のホームで子供たちが手を振ってきてヒーローのような気分になれますよ!

次回は後編として鉄道会社への就職活動について具体的にお伝えしていこうと思います。お楽しみに!

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